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僕はきっと旅に出る

情報に疎く、垢抜けず、光を避けて歩くタイプの人間が、旅に出てしまい、どこにでもある体験やありふれた事をわざわざ発表しているブログ。

ヴェネツィア3日目 → ナポリ 旅が俺をフワフワにする

ヴェネツィアを去ります。
噂に違わず美しく楽しい場所なので、今度イタリアに来たらまた訪れたいです。
世界的に有名な観光地はやはり別格です。旅人を迎え入れる準備があるからだと思います。

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サン・マルコ広場はいつも凄い人集り。
くらくらしそうになるのを抑えないとまともに歩けません。

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鐘楼(カンパニーレ)に登ってみました。
こういういわゆる見所は、サン・マルコ寺院やドゥカーレ宮殿、各種博物館など色々とありますが、それらは全部スルーして、ヴェネツィアではこの鐘楼と、街歩きだけに抑えました。
ヴェネツィアは歩いているだけで楽しいです。
迷路みたいで、すぐに迷います。行けるかなって思ったトコが行き止まりだったり。

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この1ヶ月の旅の後半の、間違いなくハイライトでした。
…って俺は予言者じゃないので、数日後訪れるローマに凄い魅せられる可能性もありますが…でも、ヴェネツィアはそんくらい断言したくなるくらい楽しい場所でした。

ナポリへ向かう列車の中。
俺の隣には家族連れのお父さんが着席。たびたび席を子供と変わったりしてます。
そんな中、その子供が俺に話しかけてきました。
おいおい…俺はコミュ障だぜ…しかも、英語話せないんだぞ…

子供「英語は話せる?」
俺「上手くはない」
子供「ふうん? どこから来たの?」
俺「日本。ワン・オブ・エージアン」
子供「ふうん? 僕はオーストラリア人さ。これは何だい?(俺の使用してるモバイルバッテリーを指差して)」
俺「ええっと…コネクティングマシン、バッテリー、パワー…(苦笑い)」

子供の言ってることもあまり聞き取れないし俺はめちゃめちゃな発音と文法と誤った単語で英語擬きを話しているし…
こんな苦しい思いをしながら子供と会話している俺って惨めすぎないか、と…

子供「ポケモンGOやってる?」
俺「やってない。俺・流行り物・弱い。」
子供「何だよ、面白いのに。ところで君のIPhoneは小さくないか?」
俺「一つ前のモデル。IPhone5
子供「僕のパパのほうが大きいよ。多分6だからだよね」
俺「はは、そうだね」

ローマで、彼ら家族は途中下車していきました。
手を振りながら、お母さんにも挨拶されながら…

うーむ。

ナポリまでの列車の中、今の出来事について考えてました。
もはや子供のほうが英語の下手な俺に合わせて喋ってくれてたから、俺の方が幼年期って感じで、まだまだ勉強しなきゃなって思うのと同時…
俺の心がフワフワになっていました。
また一つ俺は掛け替えのない宝物を胸に仕舞い込めるようです。



ちなみにナポリは中央駅を降り立って少し歩いたらもう完全に頭が理解します。
ここ、ヤバイ
怖え…^^;

今まで訪れた場所の中で最も危険な香りを発しています。
このヨーロッパ旅行だけでなく、マレーシアや香港と比較しても。

路地でたむろしている若者の集団。絶えず鳴らされる車のサイレン。
汚い、煩い、臭う。いいね、今までと違って新鮮でメリハリがつくよ。ははは、望む所さ…^^;
宿に着いた時ようやく安らげましたが、本来安宿ではそんなに気を抜いたらいけないんですよね。
23時を過ぎても、宿のめちゃくちゃ近くで花火がバンバンバンバン鳴らされてて致命的に心臓に響きます。
ドミトリの同室者も思わず飛び起きて窓から花火の様子を確認。
翌朝のレセプションでは客とスタッフが、昨日は煩かったな、いつもこうなのかい? とか話してるし…
通りに面してるし、まあ、煩いだけなら全然良い…こちらの身に何も起こらない事を祈ります(笑)

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ヴェネツィア2日目 ムラーノガラス芸術

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ヴェネツィア近くのムラーノ島では、ガラス細工が名産のようです。
ムラーノ島でも、ヴェネツィア本島でも、ムラーノガラスはお土産として其処彼処で販売されています。
実用的なもの、芸術作品、それらの要素をあわせ持ったもの…
そんな中の一つに、強烈に惹かれる作品を目撃しました。

デナーリス・ターガリエンと三匹のドラゴンを象った、ムラーノガラスの作品でした。
ゲーム・オブ・スローンズという海外TVドラマ…もしくは原作小説の炎と氷の歌が元ネタです)
勿論俺はゲーム・オブ・スローンズのファンの一人。
ウィンドウにバンって目立つように飾られてて、存在感バッチリで発見できました。サイズも俺のノースフェイスのリュックくらいあります。
一般的な木の形に似ていて、デナーリスが幹、ドラゴンが枝って感じの構造で、ドラゴン火を噴いててカッコいい。
こんなん見つけちゃったら、流石に購買意欲を掻き立てられます。
それで、値段を訊いたら…425ユーロ…^^;
断念…。
代わりに「小さいドラゴンなら39ユーロであるよ」って営業されたので、そちらを買わせて頂きました。
写真は許可されてなかったので撮ってません。この出会いも思い出にしまっておきます…

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サン・マルコ広場から、大運河(カナル・グランデ)をヴァポレットで鈍行。
乗った時はまだ明るかったのに降りる時はすっかり暗くなってしまっていました。
ローマ広場まで1時間くらいかかったのかな。

ヴェネツィア1日目 カラフルなペンキに彩られたブラーノ島

水の都到達。
規格外ですね、色々と。

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自動車が禁止されていて、島の中の交通は舟に限られている…そのお陰で観光客の少ないファンタジーな小路地もたくさん残ってて、歩くだけで幸せな気分になれます。

ヴェネツィア本島の北にあるフェリー乗り場から、ブラーノ島へ行ってみました。
このブラーノ島ですが、はっきり言って、ヴェネツィアの中で最も訪れるべき場所と言って差し支えないでしょう。
こじんまりとした民家がカラフルなペンキに彩られ、この島の世界観を美しく保っています。
ヴェネツィア本島に比べると小さくて落ち着いてて、ミニマムですぐに回れます。

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ブラーノ島は最高。
死ぬまでに訪れる事ができて良かった…

ヴェネツィアのスーパーで買った菓子。
米チョコレートみたいな(笑)

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ヴェネツィアは宿が高いです。
汚そうなドミトリでも3,000円以上。苦しい。
なので、地区を一つ離してイタリア半島に戻って、メステレ地区のキャンプ場に泊まりました。
9.5ユーロ。
ちっさなテント。シャワーはお湯が出ない時間もある。
でもこんなんで充分泊まれます。
バールもあるし、近くに激安のスーパーもあるしね。

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ウィーン4日目 → ヴェネツィア 寝台列車で浸水(笑)

ウィーンはモーツァルト推しが激しく、土産にはこれしかないだろ?とでも言いたげに其処彼処でモーツァルトチョコレートが売っています。
俺は自分用に購入。味はまあ普通にチョコレートで普通に美味い。

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シュテファン寺院からの街を見下ろす。
やっぱ都会だべ。

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ガッツリ20ユーロでウィーンの伝統的な…(?)メシ。
ポテトと肉に、揚げた玉ねぎを大量に振りかけてあります。

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超美味い。
市立公園の中にあるレストランで、蜂が、文字通り料理に飛び付いてきて、食うのにも神経を使いました。
友人は豚の丸焼きみたいな料理を頼んでいたのですが、蜂はこれが大好物なのか…? 凄く寄ってきてました。もはや友人も、蜂のなすままにしていました(笑)
雰囲気は良いんですけどね。ヨーロッパのメシ屋は虫が料理に引き寄せられるのがデフォのようです…^^;

寝台列車の予約があるため、オペラを途中まで鑑賞。
国立オペラ座は、外にでかいスクリーンが付いてて、金を払わなくても通りで見る事ができます。
座る場所まで用意されています。30分前までには全て埋まりますが。
開始されるとスクリーン前は人混みで大変な事に。
演目はカルメン。超有名らしいですが勿論俺は詳しくありません…

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どこの国でもスーパーは安い。
ウィーンで細々としたものを買いたい時はスーパーを探しましょう。
SPARはウィーンで今回、度々お世話になっています。

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ヴェネツィア行きの寝台列車
6人部屋ですが最上段だったので、前回ほど窮屈じゃなくて幸運でした。
発車…したと思ったら、何やら騒ぎが…
最上段のベッドから顔を出して下を見ると…

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水の都、レイルウェイ・バージョンという事でしょう。

ウィーン3日目 世界的観光地シェーンブルン宮殿

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ド迫力のシェーンブルン宮殿
ネプチューンの泉ってトコからの写真です。
このシェーンブルン宮殿、元々着工の段階では黄金の外壁になる筈が、時の施政者マリア・テレジアが財政を考慮し、黄金に似た黄色に壁色を変更させた、という話はあまりにも有名…(笑)
テレジア・イエローがまた美しい。

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グロリエッテという高台に登って、最高のロケーションでウィーン市街を撮影。
ほんと素晴らしい。
目に焼きつきます。
ブダペストもスピシュスキー・ポドフラディエもプラハチェスキークルムロフも、高いトコから眺めるとほんとに綺麗です。てか俺が好き。
想像して下さい。自分が、昔は王様で、この街の設計に口出ししていたとしたら? その昔の王様が今の自分に憑依して街を眺めているとしたら? 心地良い風を受けて、青空の下で…
なんか俺、ほんと幸せな気分になるんですよね…^^;

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ウィーンは飯が高い。ちょっとその辺のレストランに入ろうものなら1,000円以上は確実に吹っ飛ぶ。
そんな時は、ファストフードをお探し下さい。
今回訪れたのは、ラッキーヌードルという中華系の人が働いてる中華ファストフード。こんなんでも美味いし腹は膨れる。もちろん安い。
こんなんで充分。ホントに。
節約できる時にしておけば奮発できる時も必ずあるので、メリハリがつきますよ。

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ザッハトルテって、あまりにも有名なケーキですよね。
ウィーンにその発祥、ザッハー本店があります。国立オペラ座の裏の通りにあります。本場です。
食ってきました。600円。勿論高いです。
そしてめちゃくちゃ甘い。俺は好きです。贅沢なひと時。スタッフも格が違います。
俺が「モカ、ザッハトルテ」って注文したら「パーフェクト(笑顔)」って返されました。こんな事は今までなかった。これが歴史的高級店の接客か…

楽しんでばかりですが気が緩みがちなので、もう引き締めていかなければなりません。
今後はどんどん治安が悪くなるばかりなので…

ウィーン2日目 ヴァッハウ渓谷のドナウ川遊覧船、ウィーン国立オペラ座

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きました。
ウィーンから足を伸ばし、西に数十kmの町、メルク。
そこからクレムスまでのドナウ川遊覧船に乗りました。24.5ユーロ。
世界遺産ヴァッハウ渓谷。
風が心地良い…寒いくらいやったけど^^;

俺の好きなミュージシャンと同じ名前の町も停泊場でした。

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途中のデルンシュタイン。

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乗って良かったです。
楽しかった。

ウィーンに帰ったら、国立オペラ座の立ち見席チケットを購入。
パルテッレという平土間真正面の良い位置ですが、立ち見席という事で4ユーロという破格の価格。
これはウィーンみたいな物価の高い街では珍しくコスパが良いと感じます。
実際、全然内容わかんなかったけど、オペラ超すげー! ってなって、マジで本場で体験するこの感覚に痺れていました。
ちなみに演目は「トゥーランドット」。

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日本でも数多くの舞台が公演されています。
俺はそういうのに今まで一度も行った事がありません。
でも帰ったら、必ず何かしら観に行きます。

俺は、自分がまるで文化的な生活をしていない事に気付きました。
俺は、人生を楽しめる道を、いくつも歩める環境にいる。そうじゃないと思ってたけど自分の視野、能力や勇気が足りないだけらしい。
とにかく今日は楽しかった。
ヴァッハウ渓谷、国立オペラ座、最高。

ウィーン1日目 楽友協会の黄金ホールで聴くモーツァルト・オーケストラ

慌ただしい朝でした。
チェスケー・ブディェヨヴィツェから、オーストリアのリンツまでの列車を予約したのですが(しかもe-チケットをホステルのスタッフに印刷してもらってまでして)、駅のプラットフォーム案内板には「BUS」の文字。
他の表示はみんなプラットフォーム1とか2とかなのに、リンツ行きだけBUS。そんな名のプラットフォームは構内には無し。
インフォメーションで尋ねるも、どうも英語がお互い不得手らしく、外に出ればいいというのがわかっただけ。(すごく親切に伝えてくれようとしていたのでコッチが理解できずに申し訳ない…)
外に出て見つけたのは、一応リンツ行き…と表示されてるバス。しかもわかりにくいところにあって、見逃しそうになりました。
半信半疑なので、バスの乗降口に立ってたスタッフに、印刷したe-チケットを見せて、「リンツ?」と質問。頷いてくれたので、もうリンツ行けるなら何でもいいや、の気持ちでバスに乗りました。
何故ならこの時ほんとに時間ギリギリで、普段のんびりしてる我々ですら走る羽目になっていたので…
本当に大丈夫なんだろうか、予約したのは列車なんだけどな…とか思いながら。

30分くらい揺られて…
すごい辺境の地に、みんな降ろされました。
側には線路。

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そして停まってる列車に、乗り換えていきます…
ああ、そういう事?
これが俺が予約した列車って事?
ここまでバスで運んでくれたって事ね。
だからプラットフォーム…バスって事なんだね。
勉強になりました。
それで、ぶっちゃけめっちゃ不安だけど流れに従って乗りました^^;
動き出した列車内でチケットの検札が始まり、無事、我々の乗車も認められ…
2時間半程度で、リンツに着きました。
国境間の少しマイナーな路線だと、こういうのにでくわした時結構不安ですよね…

オーストリアはこれまでと比べ物価高なので、気軽にレストランに入れません。
リンツではマクドナルドで昼飯を取りました。
自動注文機が備わっていて、それを操作して注文を試みたのですが、誤ってまさかの二重注文…^^;
結局全然節約になってないしダサいし…^^;

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リンツからオーストリアまで。
ウェストバーン社の私鉄が19時くらいまで一時間毎に運行しています。
ちなみにこのチケットは、オーストリア国鉄OBBの券売機や窓口を通して買うと1人34ユーロかかります。
しかしながら、車内で直接チケットを買えば、19.9ユーロになります。
どういうシステムなんだろう?と思いながら、14.1ユーロの差はめちゃくちゃでかいので、知らずにOBBを通して買わなくて良かったです。
昼のマクドナルドの損失を少し取り戻せた気分…(笑)
それでも距離的にはリンツとウィーンなんてそんな離れてないし、今までと比べて移動費がかさみますね…
ちなみにウェストバーン社の車両はかなり快適です。2階席になっていて、安い席でもスペースが多くあって快適にウィーンまで移動できました。

ウィーンに着いたら、ドゥーストップインという安宿にチェックイン。
ウィーンは安宿が高いのですがここは2,000円以下。

3日後はもうヴェネツィアに発つので、寝台列車のチケットを窓口で予約。
6人部屋で89ユーロ…
高い…しかもクラクフ→ウィーン間の寝台列車のトラウマが蘇る…
絶対不快だろうな…
でも我慢します。一度経験したらそんなもんだと割り切るしかないですよね。

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今日は楽友協会の黄金ホールで、観光客向けのモーツァルト・オーケストラを聴いてきました。
贅沢な気分。実際49ユーロもした。一番安い席ですが、俺には贅沢です。

内装。
ド派手。
さすがです。

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知ってる曲はアイネ・クライネ・ナハトムジークくらいの俺でも超楽しめました。
音に浸ってる感尋常じゃないです。贅沢な時間になってるなーと。
スタッフもみんな例の白いカツラを被っててなんかほんと凄い。

ちなみにこのコンサート、東洋人の客めっちゃ多かったです。
大きなバスが道路に停まってたしツアーに含まれてたんでしょう…

しかし本当に良かったです。
俺の稚拙な文章と貧弱な語彙では伝える事は難しいですが…

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