僕はきっと旅に出る

情報に疎く、垢抜けず、光を避けて歩くタイプの人間が、旅に出てしまい、どこにでもある体験やありふれた事をわざわざ発表しているブログ。

コシツェ→スピシュスキー・ポドフラディエ ヨーロッパの田舎の村

コシツェの朝。
ホステルの通りから公園を突っ切って、南北に貫くコシツェの中心、フラヴナー通りを目指します。

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ヤコブ教会、聖ミハエル礼拝堂、聖アルジュベダ大聖堂など、綺麗な所はすぐに回れる小さな街です。スロヴァキア第二の都市と言われますが、田舎っぽくて、建物はかわいいです。でも人は多かった。
コシツェを歩いてて気になったのが、朝で明るいのに走行している車がみんなライトを点けている事。
そういう決まりでもあるんだろうか。走行している時には前照灯を点けていなければならない、昼夜拘らず…

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これがスロヴァキア。
写真や噂じゃなく、自分の目と足でまた一つ不思議な光景を発見できた。
好奇心や知識欲を刺激される時の感情をーー喜び以外の何と呼ぶ?

コシツェも(まさしく)一通り歩いたトコで、スピシュ城へ向かうべくバスターミナルへ。
どこの国でもバスっていうのはローカルな乗り物。よそ者には優しくない仕組みになっています。
それを差し置いても今日の俺の役立たずっぷりは酷かった。バス関連は大体友人に任せてしまった。俺は積極性に欠け、物事が確実に動くと知っていないと中々動いていけないタチの人間なので、ほんとに友人に頼りっぱなしでした。助けられてばかりで生きてるな、俺はまだ…

何が大変だったかと言うと、目的のバスを利用する・それだけの事がとにかく大変でした。
バスステーションのインフォメーションでは「スピシュスキー・ポドフラディエに行きたいなら、まずは18番のバスストップに行きなさい。この辺にあるから。そこで14:45発のバスに乗りなさい」と案内されました。
我々はバスステーションを出て、目の前に広がる4つのバス停を眺めながら、「この4つの内のどれだろう。18番とはどこにも書いていないぞ…? 」と疑問の渦に。
案内地図を見ると、現在地から遠く離れた場所に18番のバス停記号を発見。
「遠いじゃねーか。乗り換え必要だし。でもこの辺って言ってたよな…?」半信半疑になりながら、乗り換え地点に向かう事に。
不安の中揺らりゆられ、乗り換え地点に降りて気付きました。ああ、やっぱり違う、と。バスの本数が多すぎる。この時刻表通りに運行する訳がない。これは、ローカル線なんだと。我々は結局、元いたバスステーションに戻りました。
(ちなみに大きな声では言えませんが…このローカル線ではバスの中でチケットを要求されませんでした。これはどういう事なんだ…? これがコシツェ・クオリティってこと…?)

結局、正解はバスステーションの中にありました。内部の扉を超えた先の、遠距離バス専用みたいなスペースに、18番のバス停はありました。単純な事でした。何故気付かなかったのか…と少し自分を憎む羽目に。
本当は嫌。自分を責めるのは。苦しいし。なるべく責任は他人になすりつけていたい。でも、実際そういう事は起こりうるから。自分がしっかりしていれば有った筈のもっといい状態の未来。だからこそ自分を責めなければ、それこそ嫌になるっていうか…難しいな…
俺は小さな事でも気にかけてしまうし、やり過ごせなかった出来事を思い出すと今でも胸が痛みます。あまり表に出さないようにしてますけどね。出されると実際うざいじゃん?(笑)

話が変な方向に…(笑)

今日は穏やかに時が流れていきました(上記の話と矛盾するようですが)。何故なら田舎をまわっていたから。ブダペストは忙しく動き回っていましたから、なおさらそう感じます。
紆余曲折を経て辿り着いた(てか今回の旅行、いつもそうだけど…(笑))スピシュ城の麓の村、スピシュスキー・ポドフラディエ。一言で表すなら田舎。めちゃめちゃ穏やかな田舎町。

これでいいんだよ、マジで。
俺はこういうのが好き。ミニマムな世界が。
そうは言っても、スピシュ城がこの村をミニマムにしきれなくしていました。
だって世の中の大抵の場所は丘に城の廃墟が聳えている光景を望めないでしょう。

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うーん、最高だな…
村に着いた時間が遅かったのと、レヴォチャやポプラドの安宿をインターネットでイマイチ見つけられなかったため、このスピシュスキー・ポドフラディエに宿泊する事に。
スピシュ城攻略は、明日に持ち越されました。
丁度いいペンションがあり、ツインで20.6ユーロ。安い…

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ゆっくり休みます。